バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、レアル・マドリー戦の敗戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

8日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグが行われ、バイエルンはアウェイでマドリーと対戦した。

ホームでの1stレグを2-2のドローで終えていたバイエルン。アウェイの地で勝利すれば決勝進出を果たせる中、ゴールレスで迎えた68分にアルフォンソ・デイビスのゴールで先手を奪う。

リードを奪ったバイエルン。ドルトムントとのドイツ対決になるかと思われたが、88分にGKマヌエル・ノイアーがヴィニシウス・ジュニオールのシュートをファンブルするとホセルに押し込まれ同点に。さらに91分にはそのホセルに2点目を奪われ、まさかの逆転負け。2戦合計4-3で敗れ、準決勝敗退と共に、今シーズンの無冠が決定した。

トゥヘル監督は、試合後に『DAZN』のインタビューに応じ、敗戦を振り返り、手痛い物になったとコメント。エクスキューズも多い試合だったとした。

「これは痛い。立ち直るには時間がかかるだろうが、一方ではピッチ上に全てを置いてきた。もちろん受け入れるのは難しい。これは現実の一部だ。後悔はない」

「ただ、その一方で負傷者が多すぎ、交代する選手も多く、痙攣する選手が多すぎた。我々は前線を4人でスタートしたが、最後には全員がピッチを離れることとなった」

「そして、一晩中我々を救ってくれたマヌ(マヌエル・ノイアー)は、あと100年は犯さないであろうミスをしてしまった」



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