子どもが幼稚園に持っていく手提げバッグや上靴入れなどを手作りする人もいますよね。今は既製品も多く、オーダーなどもできるので上手に使っていきたいところです。今回は子どもの入園グッズに関してヒヤッとした経験を友人が聞かせてくれました!

手作りとか無理(涙)

私は4歳の娘を育てています。去年の春、娘は幼稚園に入園しました。これはその時に体験した出来事です。

園から事前に渡された入園説明の持ち物リストには、「手提げバッグ」「コップ袋」「上靴袋」など、いわゆる【袋物】がズラリ……。
自分で布を買って手作りする人も多いですが、私は裁縫が大の苦手(涙)
そりゃ手作りできたらいいけど、できる気がしない、ということで、割り切って既製品を買ったり、サイズの指定があるものはオーダーして作ってもらうことにしました。

オシャレな入園グッズの子を見かけ?

入園して数日たち、お迎え後に子どもを遊ばせながら他のママたちと立ち話していた時のことです。
Rさんというママの子どもが、とてもオシャレで高価そうな手提げバッグを持っていました。

Rさん自身いつもブランド物の服やアクセサリーを身につけていて、こう言ってはなんですが、手作りなんて一切しなさそうな雰囲気でした。
なので私はついつい、「きっとこの人も手作りする派じゃなくて買う派なんだ!」と思い込んでしまいました。

そして、Rさんの子が持つバッグを褒め、「Rさんもやっぱり裁縫とか苦手? 私もなの〜。買ったほうが楽だよね♡」と言ってしまったのです……。

予想に反して実際は……

それを聞いたRさんの反応は微妙なものでした。その時は私も「何か変なこと言ったかな?」と軽く考えていたのですが……

後日、別のママ友から予想外の事実を聞いてビックリ!
実はRさんは見た目によらず大のハンドメイド好きで、子どもの入園グッズは布からこだわって自分で選んですべて手作りしたそう。

既製品と間違えてしまったことは「既製品みたいにオシャレで可愛い」という意味なので別に良かったのですが、「手作りとかしなさそう」という私の思い込みから来た態度や発言が、Rさんを少しイラッとさせてしまったようです。

見た目で判断するのは危険かも!

幸い、その後もRさんとは関係が悪化することなく普通にお付き合いができていますが、見た目で判断して思い込みで発言してしまったことは、今でも反省しています。

もちろん、既製品と手作りのどちらが良いか悪いかという話ではなく、子どものためを思って用意したものならなんでも100点満点です。既製品だとか手作りだとかいちいち分けて考えるのがそもそもナンセンスなんだと痛感した出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの