軽量で長く使えるリチウムイオンバッテリーは、身の回りのさまざまなアイテムに使われています。

スマートフォンやノートパソコンに搭載されているのも、このリチウムイオンバッテリーです。

パソコン周辺機器メーカーである株式会社バッファローが運営する公式Xアカウント『バッファロー【公式】』(@BUFFALO_melco)より、使用時の注意点を紹介します。

使わなくても定期的な充電が必須

バッファローが公式Xにて注意喚起しているのは、リチウムバッテリーを搭載した自社製品の取り扱いについてです。

長期間放置すると、電池の品質が劣化し充電できなくなる可能性があるとのこと。例え使用しなくても、一定期間ごとに充電だけはしておくようおすすめしています。具体的なアイテムと頻度については、以下を参考にしてみてください。

・モバイルバッテリー:半年に一度

・Bluetooth対応ヘッドセット:3か月に一度

リチウムバッテリーを充電しても、使わないままでいれば徐々に放電されていくもの。充電が切れたタイミングで部屋に放置し、そのまま忘れ去ってしまうアイテムも多いのではないでしょうか。

「また必要になった時に充電すればいいか」と軽く考えがちですが、放置期間によっては、再充電が難しい可能性があります。モバイルバッテリーやヘッドセットの内蔵バッテリーを交換するのは難しいもの。お気に入りのアイテムを長く使うためにも、注意しましょう。

子供の携帯ゲーム機にも注意

バッファローの公式X投稿は、任天堂の公式Xアカウント『任天堂サポート』(@nintendo_cs)の投稿を引用する形で投稿されたもの。任天堂の公式Xでは、携帯ゲーム機の定期的な充電をうながしています。

任天堂の人気ゲーム機『Nintendo Switch』に内蔵されているのも、リチウムイオンバッテリーです。子供が使わないと、充電しないまま放置してしまうケースもあるでしょう。次に使いたい時に、充電できなくなってしまうリスクを指摘しています。

任天堂の公式Xでは、携帯ゲーム機を半年に一度は充電するよう注意喚起。「遊ぼうと思ったのに遊べなかった…」といった事態を防ぐためにも、あわせて意識してみてください。

コードレス掃除機などにも注意

バッファローや任天堂の公式Xが紹介している製品以外にも、リチウムイオンバッテリーはさまざまなアイテムに使われています。電動工具やコードレス掃除機、電動アシスト自転車にも、リチウムイオンバッテリーが搭載されている可能性は高いでしょう。

定期的な充電を忘れずに行い、長く愛用したいですね。

※X上で投稿を確認できます。


[文・構成/grape編集部]


出典
@BUFFALO_melco