◇セ・リーグ 阪神9―11DeNA(2024年5月11日 横浜)

 阪神は近本の満塁弾で一時は7点のリードを奪いながら、逆転負けした。伊藤将が5回途中7失点で降板。2点リードの8回は岩崎が2本の本塁打を浴び、逆転を許した。試合後の岡田監督のコメントは以下の通り。

 ―つまるところ、敗因は先発の伊藤将。

 「そういうことやんか。初回からボールが高いって言うてんのに」

 ―昨日の青柳も、先発がこういう状態だとリリーフに負担がかかる。

 「そらそうやんか。5回もたんのやから」

 ―カットボール系が狙われたような。

 「狙われてるって言うかさ、ボールが高いわけやからさ。初回の5球を見てみい。全部高めやんか、そっから言うてんのに、高い高い高いって言うてんのに。修正でけへんのやなあ」

 ―1度、ファームで?

 「そんなん分からへんわ。終わったばっかりや」

 ―セーフティリードがない球場。

 「この風やしな。それは、みんなわかってることやんか」

 ―守備で足引っ張ったことも響いたか。

 「あれな、イージーやもんな、イージーミスや」

 ―岩崎は悪い流れを断ち切れず。

 「まあ、でもおまえ、2点あったからな」

 ―四球出してしまった。

 「そら、そうなるんやろな」

 ―打線は近本を中心につながった。

 「うん。そら、3回までに9点を取っとるからな。だから、ランナーをためないことよ、結局な。初球をポンポンと簡単に(ストライクを)取りにいったのをな、ランナーためるというかな」

 ―桐敷は2日連続欠場。

 「いやいや、まだ熱出てるからあかんよ。大阪に帰ったよ」